「iPad」の中国商標権問題、広東省の裁判所が販売停止命令
中国企業が米アップルのタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の商標権を主張し、電器店などに販売差し止めを求めている問題で、中国広東省恵州市の裁判所は、同市内のある電器店に「iPad」の販売停止を命じる判決を下した。
訴えたのは、香港に上場している唯冠国際の傘下にある唯冠科技(深セン)。数日前には、北京近郊の石家荘の規制当局が「iPad」の販売禁止を命じている。弁護士によると、唯冠科技は約40の都市の商務当局に対して「iPad」の販売差し止めを要請している。
一方、アップルの中国商標権問題は、レノボ・グループやサムスン電子などライバルにとっては好機となりそうだ。
調査会社IDCのデータによると、中国のタブレット型端末市場で、アップルの「iPad」のシェアは76%と突出しており、2位のレノボ(約7%)、3位のサムスン電子(3%)を大きく引き離している。